一般原動機付自転車(125cc以下)の自賠責保険料は、通常地域では保険期間の始期が2026年10月31日以前なら12か月6,910円〜60か月13,310円、2026年11月1日以降なら12か月7,730円〜60か月15,030円です。ただし、沖縄県や離島などには別の地域料率があります。契約期間は料金だけで決めず、原付に乗る予定の長さや売却・乗り換えの時期も踏まえて選びます。
補足 この記事の料金と制度情報は、2026年10月10日時点で確認した内容です。自賠責保険料は地域、車種、保険期間によって決まり、保険期間の始期によっても適用される料率が変わります。
原付の自賠責保険料はいくら?始期別・期間別に確認
料金表を見る前に、車両区分と保険期間の始期を確認しましょう。ここで示すのは一般原動機付自転車(125cc以下)について、離島以外の地域かつ沖縄県を除く地域に適用される保険料です。
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公式資料: 自賠責保険・共済に加入するには|国土交通省 / 自賠責保険基準料率表
2026年10月31日以前始期の保険料
保険期間の始期が2026年10月31日以前の場合は、従来の料率が適用されます。契約期間別の保険料は次のとおりです。
| 契約期間 | 保険料 |
|---|---|
| 12か月 | 6,910円 |
| 24か月 | 8,560円 |
| 36か月 | 10,170円 |
| 48か月 | 11,760円 |
| 60か月 | 13,310円 |
2026年11月1日以降始期の保険料
2026年4月30日に届出された新しい基準料率は、保険期間の始期が2026年11月1日以降となる契約に適用されます。申込日ではなく、契約上の始期がどちら側にあるかを見て料金表を選びます。
| 契約期間 | 改定後の保険料 | 従来料率との差額 |
|---|---|---|
| 12か月 | 7,730円 | +820円 |
| 24か月 | 9,630円 | +1,070円 |
| 36か月 | 11,480円 | +1,310円 |
| 48か月 | 13,280円 | +1,520円 |
| 60か月 | 15,030円 | +1,720円 |
すべての契約期間で改定後の保険料が高くなります。たとえば12か月契約は820円、60か月契約は1,720円の増額です。見積もり時には、表示されている金額がどの始期に対応しているかも確かめてください。
この料金表が使える車両・地域
一般原動機付自転車には、第一種の50cc以下等と、第二種の50cc超125cc以下が含まれます。自賠責保険料表では、これらを一般原動機付自転車(125cc以下)として扱います。
特定小型原動機付自転車は別区分
特定小型原動機付自転車には、一般原動機付自転車とは別の自賠責保険料区分が設けられています。車両がどちらに該当するか分からない場合は、車両情報を確認してから料金を照合してください。
自賠責保険料には地域区分があるため、上の金額を全国一律とは扱えません。沖縄県や離島などで加入する場合は、通常地域の表をそのまま使わず、該当地域の最新の基準料率表や公式案内を確認する必要があります。通常地域でも、公開後に改定がないか加入前に再確認すると確実です。
契約期間は何年がいい?利用予定から選ぶ基準

契約期間を選ぶときは、最初に原付をいつまで使う予定なのかを考えます。長期契約は検討しやすい選択肢ですが、5年契約が全員に適しているわけではありません。
長く乗る予定がある場合
同じ料金表の範囲では、契約月数が長くなっても保険料は月数に比例して増えていません。そのため、数年間乗り続ける見込みがあるなら、総額と1か月あたりの負担を見比べながら長期契約を検討できます。更新回数を抑えられることも、満了日の管理を簡単にしたい人には判断材料になります。
ただし、将来の利用期間がはっきりしないのに、単価だけを見て長期契約へ決める必要はありません。まず、原付を使う予定が契約の満了日まで続くかを確認します。
売却・廃車・乗り換えが近い場合
短期間で売却、廃車、乗り換えを予定している場合は、長期契約を急いで選ばないほうが判断しやすくなります。車両を使い終える予定日と、候補となる契約の満了日を並べて確認してください。
途中解約時の返戻金や、売却・乗り換えに伴う名義変更の扱いは、今回確認できた情報だけでは一律に説明できません。該当する予定がある場合は、契約前に保険会社や加入窓口へ必要な手続きと条件を確認します。
迷ったときの判断順序
- 原付を使う予定の期間を整理する
- 保険期間の始期が2026年10月31日以前か、11月1日以降かを確認する
- 契約期間ごとの保険料と満了日を比べる
- 売却・廃車・乗り換えの予定があれば、必要な手続きを契約先へ確認する
- 無理なく満了日を管理できる契約期間を選ぶ
利用予定が長く、更新忘れも減らしたいなら長期契約を検討しやすくなります。反対に、利用終了の時期が近い、または予定が変わりやすい場合は、短めの契約も含めて考えるのが自然です。
加入・更新前に確認すること

料金と契約期間を決めたら、車両情報、契約者情報、現在の保険の満了日を照合します。特に更新では、今の契約が切れる日を先に確かめておくことが大切です。
手続き前にそろえる情報
加入・更新時の確認項目
- 車台番号、または車台番号が記載された販売証明書
- 標識番号などの車両登録情報
- 契約者の氏名、住所、電話番号
- 更新する場合は現在の自賠責保険証明書
車台番号や標識番号に誤りがないか、手元の書類と照らし合わせます。加入窓口ごとの受付方法や必要書類の細部は異なる可能性があるため、利用する保険会社や販売店などの案内も確認してください。
満了日と証明書・標章を確認する
契約前には新しい保険の始期と満了日を確認し、更新後は保険証明書の記載内容も確かめます。原付の自賠責保険の有効期限は、保険標章などから確認できます。
自賠責保険証明書は運行時に携行し、保険標章はナンバープレートへ貼り付けます。手続きが済んだだけで終わらせず、証明書と標章まで確認しておきましょう。
無保険運行を避ける
保険切れのまま運転しない
原付は自賠責保険への加入が義務付けられています。保険期間が切れた状態では運転できません。無保険運行は法律で禁止され、刑事罰に加えて違反点数6点、免許停止の対象となる行政上の不利益があります。
満了日を確認したら、更新手続きを行う日も決めておくと管理しやすくなります。契約の空白期間が生じないよう、新しい保険の始期まで確認してから運転してください。
自賠責保険だけで補償は十分?対象と限度を確認

自賠責保険料を支払っていても、事故による損害がすべて補償されるわけではありません。契約期間を選ぶのとあわせて、補償される範囲も押さえておきましょう。
自賠責保険で補償される範囲
自賠責保険は、事故で他人を死傷させた場合の人身損害を補償する強制保険です。被害者1人あたりの支払限度額は、傷害が120万円、死亡が3,000万円、後遺障害が等級に応じて75万円から4,000万円です。
自賠責だけでは足りない損害
相手の車両などの物損、運転者自身のケガ、自賠責保険の限度額を超える損害は、自賠責だけでは基本的に補償されません。必要な補償がある場合は、任意保険などを別途検討します。

