夏のバイク通勤、服装選びに悩んでいませんか?
「暑さでつい半袖にしたくなるけど、本当にそれで安全?見た目も気になるし…でも涼しさも捨てたくないんですよね」


——そんな悩みを持つ通勤ライダー、実は少なくありません。僕自身も最初は何を着れば正解なのか分からず、毎朝モヤモヤしてました
この記事では、夏でも快適に通勤できるバイク服装の“基本ルール”から、シーン別・男女別に選びたい「夏ジャケット」や「通勤アイテム」を紹介します。
この記事を読むことでわかること
- 夏でも長袖が必要な理由と、涼しく着るコツ
- 通気性・安全性を兼ね備えたジャケットの選び方
- 通勤ライダーがやりがちな服装選びの落とし穴
- メンズ・レディース別、快適な夏通勤スタイルの工夫
- ヘルメット蒸れ・ニオイ・汗対策の具体策
服装の“落とし穴”や意外と見落としがちな蒸れ・ニオイ・汗対策など、リアルな通勤バイカーならではの視点も盛り込みました。
この記事を読めば、暑さ・安全・おしゃれのバランスがとれた理想の夏通勤スタイルがきっと見つかるはずです。
夏の通勤バイク服装|これだけは守りたい基本ルール


「暑いし、できるだけ薄着で乗りたい」
——そう思っていた時期、僕にもありました。
でも、バイク通勤ってちょっとクセがあるんです。朝の渋滞、照りつける日差し、止まった瞬間に吹き出す汗。しかも安全性にも気を使わなきゃいけない。
服装を間違えると、会社に着く前からぐったり…なんてことにもなりかねません。
ここでは、そんな夏のバイク通勤で「これは守っておきたい!」という基本ルールを、自分の実体験をもとにまとめました。
快適さ、安全性、そして“通勤感”を損なわない見た目。全部バランスよく叶えるためのヒントを紹介していきます。
半袖はNG?夏こそ「長袖」の理由
夏に長袖?って思うかもしれませんが、結論から言うと、長袖は必須です。
長袖が必要な3つの理由
- 万が一の転倒時に皮膚を守れる
- 直射日光を防いで、日焼けや疲労の原因をカット
- 走行中に当たる虫や小石などの不意なアクシデントから腕を守れる
虫が当たると意外と衝撃が強くて、長袖じゃなきゃヒヤッとします。
しかも地味にツラいのが、信号待ちでジリジリ焼かれる感覚。出勤前から疲れます。
とはいえ、「じゃあ長袖で快適に走れるのか?」って疑問もありますよね。

そこで活躍するのが、次に紹介する“メッシュ素材”のウェア。
涼しさと安全性、どっちも欲しいならこれが正解です!
通気性と安全性を両立するメッシュ素材
夏のバイク通勤で一番快適だった服装、それがメッシュジャケット+長袖インナー。
この組み合わせ、見た目よりずっと涼しくて、安全性もバッチリなんです。
この組み合わせが快適な理由
- メッシュジャケット → 通気性抜群なのに、見た目はしっかりバイクウェア
- 長袖インナー → 吸汗速乾でベタつかない、しかも日焼け防止にも◎
僕が実際に使ってるのは、ユニクロのエアリズム長袖+ワークマンのメッシュジャケットで真夏日でも快適で、「風を浴びて涼しい」と感じるほどです。
さらにポイントなのが、
バイク用メッシュジャケットはプロテクター入りが多い。
つまり、“涼しさ+安全性”を同時に手に入れられるってこと。

夏の通勤服って“薄着=正解”じゃないんです。暑さ対策しながら、いざという時にも備える。これが通勤ライダーの鉄則です!
服装選びに失敗しがちな“落とし穴”
夏のバイク通勤、「なんとなくこれでいいか」で服を選ぶと痛い目に遭います。
よくある“NGな夏の服装”例
- オシャレ重視で半袖・短パンを選ぶ
- 普通のカジュアルジャケットで済ませる
- 黒すぎる服で日差しを吸収して灼熱地獄
- 汗染みが目立ちやすいグレー系の服
朝は「これで大丈夫そう」と思っても、実際に走ると風は気持ちいいけど信号待ちで地獄…なんてことも。
特に黒い服は、日差し+信号待ち=サウナ状態
通勤ライダーには白・グレー・ベージュなどの明るめカラーがおすすめです。
さらに見落としがちなのがインナー。「バイクから降りて5分歩いただけで、シャツが汗だく」
そんな地味ストレスを防ぐには、速乾タイプのインナーはマスト。
オシャレよりも「快適に過ごせるか」で選ぶと後悔しません。
実際に使ってる服装パターン例(出勤コーデ)
ここでは、私が実際に夏の通勤で使っているリアルな服装を紹介します。

通勤スタイルは職場の雰囲気にも左右されるのであくまで一例ですが、
「快適性・安全性・TPO」を両立させたスタイルとして、ぜひ参考にしてください。
風間の真夏出勤コーデ(フル装備Ver)
- トップス
→ ユニクロ「エアリズム長袖」+ワークマン「メッシュジャケット(ベージュ)」
→ 通気性が良く、直射日光・転倒時のケガも防げる - ボトムス
→ ワークマンのストレッチパンツ+内蔵型プロテクター入り
→ デニムより軽くて、会社で浮かないデザイン - グローブ
→ メッシュタイプ+ナックル部だけハードプロテクター
→ 操作性と安全性のバランス◎ - シューズ
→ スニーカー風ライディングシューズ(シフトパッド付き)
→ 通勤服に馴染みつつ、ギア操作にも強い - バッグ
→ 背面メッシュのリュック+小型ウエストポーチ(鍵・IDカード収納)
このコーデは「会社にそのまま入っても違和感がない見た目」ながら、ライダーとして必要な安全性・機能性もしっかり確保しています。
夏は“暑さによる判断力低下”が事故につながりやすいので、服装から無理せず快適にすることが安全対策にもなります。
夏のバイク通勤で服装に悩む人は多いと思いますが、要点はシンプルです。
通勤コーデのポイント
- 肌はできるだけ隠す(安全+日焼け対策)
- 通気性・速乾性に優れた素材を選ぶ
- オシャレは“目立たない範囲で”まとめる
まずはこのルールを押さえておけば、朝のバイク時間がぐっと快適になりますよ。
シーン別|おすすめ夏ジャケットと選び方

「朝は涼しいのに、昼間は地獄…」
「カッコよく見せたいけど、汗ダラダラは嫌だ…」
通勤バイカーの夏の悩み、ぜんぶ“ジャケット選び”にかかってます。
バイク用の夏ジャケットっていろいろあるけど、通勤に使うなら“見た目・快適性・安全性・持ち運びやすさ”のバランスが超大事。
この章では、通勤シーンに合わせた夏ジャケットの選び方&おすすめモデルを、シーン別でまとめてみました。
朝夕の気温差に対応する薄手アウター
通勤って、時間帯によって気温が全然違うんですよね。
朝は「お、涼しいじゃん」って感じでも、帰りはもわっとした熱風。
「朝は涼しくて快適だと思ってたら、帰り道が地獄みたいに暑くて…完全に油断してました」

だからこそ、“薄手+脱ぎやすさ”が大事なポイントです。
僕が重宝してるのは、内側がメッシュになってる薄手のライディングパーカー。
風通しも良くて、朝の肌寒さも軽減。
そして、昼間は脱いでリュックに突っ込める軽さ&コンパクトさがありがたい。
ポイント
- 通気性がいいこと
- 脱いでもシワになりにくい素材
- フードが取り外せるとより便利(風でバタつかない)

個人的には「フード付きでも取り外し可能」なタイプが◎。
カジュアル&おしゃれに見えるジャケット
バイク用って、いかにも「ゴツい・黒・ゴリゴリ」なものが多いんですが、通勤で使うなら街中で浮かない見た目が正義。
仕事終わりにちょっと寄り道するにしても、見た目は意外と気になるポイントです。
おすすめは、ワークマンやAmazonで売ってる“ミリタリー風メッシュジャケット”。色はカーキ・ベージュ・グレー系だと、清潔感もあって職場でも好印象。
おしゃれ見えのポイント
- ワントーンコーデにできる色味
- バイクっぽすぎないシルエット
- 胸元や背中に大きなロゴがないタイプ

通勤だからこそ、“ちゃんとして見える+安全”のバランスが重要。
おしゃれを我慢しない装備、実はけっこうありますよ!
通勤メインなら耐久性も重視
1日10〜40kmの通勤を毎日繰り返すと、ジャケットの消耗も想像以上に早いです。
安物だと、半年でチャックが壊れて買い替える羽目になることも…。
そこで意識したいのが「耐久性」。
気をつけるべきポイント
- 縫製がしっかりしてること
- プロテクターの位置がズレにくい設計
- 洗える or 汚れが付きにくい素材
「肩・肘・背中にCE規格プロテクター入り&摩擦に強いナイロン素材」のタイプがおすすめで、ちょっと高いけど、1~2シーズンもてば結局コスパ良し。
夏は汗や雨で臭くなりやすいので、「洗いやすさ」も検討のポイント
この章のポイント
- 脱ぎやすさ・薄さ(気温差対応)
- 街中で浮かない(見た目重視)
- 毎日使う前提で丈夫な作り(耐久性)
男女別|夏の通勤スタイルを快適にする工夫

夏のバイク通勤で一番ツライのは、やっぱり…汗・蒸れ・荷物のストレス。
スーツや制服が朝から汗だくになれば、テンションは一気にダウン。

信号待ちや渋滞でじわじわ体力が削られるのも、夏特有のキツさです。
そんな中でも、「ちょっとした工夫」で通勤が劇的に快適になる方法、男女それぞれの視点で実践できる快適テクをまとめました。
毎日のストレスを少しずつ減らして、「夏通勤も悪くないかも」と思える状態を目指しましょう
メンズ向け|冷感インナーと汗対策の極意
男性のバイク通勤で最もキツいのが、「背中の汗」と「脇汗の不快感」。
メッシュジャケットを着てても、
中が普通のTシャツだと走行中は快適でも、信号待ちで一気にベタベタ…なんてことも。
そこで頼りになるのが、冷感インナー+汗対策グッズのダブル使い!
これだけで、夏の不快指数がガクッと下がります。
冷感&汗対策の3つの鉄則
- 接触冷感+吸汗速乾インナーを選ぶ
- インナーは“ピタッと系”が蒸れにくく快適
- ジャケットを脱げる場面では風を通す
そして地味だけど効くのが、「汗拭きシート+制汗スプレー」。
出社前に首まわり・脇・腰をサッと拭くだけで、
ニオイやベタつきがスッと消えて快適。
通勤ライダーなら、カバンに1セット常備がおすすめです!
女性向け|涼しさ+見た目を両立させる工夫
女性の場合、**「見た目も大事」なのに「快適さも妥協できない」**というジレンマがありますよね。
実際、通勤バイク女子の声を聞くと「もう夏は服装で悩みすぎてストレス」って方がかなり多いです。
そこでおすすめなのが、“着替え前提スタイル+カバーアイテム”。
通勤を快適にする4つの工夫
- 上下ともにバイクウェア → 会社で着替える
- 髪の乱れ対策にインナーキャップ+後ろ束ねスタイル
- UVカットアームカバーやレギンスで直射日光をガード
- メイク崩れ防止にメッシュマスク+保冷スプレー
「ちょっと面倒だけど、快適さ優先!」という割り切りが必要かもしれません。
全部は無理でも、ひとつ変えるだけで全然違います!


最近は、バイク用でも見た目がカジュアルで女性らしいデザインのジャケットが増えてきてるので今後に期待。
ヘルメットの蒸れ・ニオイ対策アイデア
ジャケットよりも深刻なのが、ヘルメットの蒸れ・ニオイ問題。
朝から汗で蒸れたまま出社すると、なんとも言えない気持ちになりますよね…。
対策としては、以下の3点が鉄板です👇
① ヘルメットインナーキャップを使う
→ 髪のベタつき防止&洗いやすさで重宝
→ ドライ素材の薄手タイプを選ぶと快適
② 消臭スプレー or シートで毎回拭く
→ 100均にもある除菌スプレーでOK
→ 帰宅後すぐに「拭く→風通しの良いところに干す」が習慣になると◎
③ 予備インナーパッドを用意
→ 夏だけ交換用パッドを持っておくと衛生的
→ 特に「あごひも部分」が臭くなりやすいので注意

朝乗るときはインナーキャップ+ネックガードで肌への密着を減らすようにしています。
ちょっとした工夫で、不快感が全然変わります。
夏の通勤バイクは過酷だけど、「どうせ汗かくしな〜」で諦めずに、小さな工夫を積み重ねることが快適への近道です。
この章のポイント
- 男性は“冷感インナー&汗対策”でサラサラをキープ
- 女性は“着替え前提&UV対策”で快適さと見た目を両立
- ヘルメットはインナー+消臭ケアで快適に
こういう細かい改善が、毎朝のストレスをグッと減らしてくれます。
まとめ

夏のバイク通勤は、「暑さ・汗・見た目・安全性」など、気にすべきポイントが多くて本当に大変。
でも、いくつかの工夫を取り入れるだけで、ぐっと快適に、そして安全に過ごせるようになります。
この記事では、服装選びの基本ルールからおすすめアイテム、男女別の対策まで幅広く紹介しましたが、全部を完璧にやる必要はありません。まずは自分の生活スタイルに合うものからひとつずつ試してみてください。

「快適に出勤できる」というだけで、1日のスタートが気持ちよく変わります。夏の通勤ライド、もっと楽にしていきましょう!